FXの注文方法 〜応用編〜

FXの注文方法には、ひとつの注文の成立を条件に新たな注文を発注する、片方の注文の成立によってもう一方の注文はキャンセルになる、といった特殊なものがあります。 これらを上手に利用することで、常にFXのレートをチェックしておかなくても、自動的に自分の狙い通りの取引を実現することが可能です。 FX取引をしている時間があまりない、複数の銘柄を扱いたいので時間を節約したい、などというときにとても便利です。

IFD注文

IFD注文とは、最初の注文が成立すると次の注文が予約される注文方法です。 1ドル=120円で買って1ドル=125円で売るという一連の流れを自動で実現したいときに使います。 この例でいうと、最初の指値(逆指値)注文である1ドル=120円の買い注文が成立すると、同時に1ドル=125円での売りの指値注文が出されます。 レートが順調に120円から125円に推移すれば1ドル=125円の時点で利益確定の売り注文が出され、5円ぶんの利益が得られます。 この間トレーダーはなんの操作もしなくて良いので、朝にIFD注文を出して仕事に行く、といった使い方ができます。 また、2番めの注文は逆指値でもよいので、自動的に損切り注文を出しておくことも可能です。

OCO注文

OCO注文はふたつの注文を同時に予約し、片方が約定したらもう片方は自動的に消滅するという注文方法です。 新規の注文でも、すでに持っているポジションの決済にも使えます。 例えば、1ドル=115円で買ったポジションが120円まで上がって含み益がある状態だとします。 そこでOCO注文を使うと、125円での自動的な利益確定と115円での損得ゼロでの撤退(損切り)を仕込んでおけるのです。 もし1ドル=125円まで上がれば自動で利益確定売りが出され、1ドル=115円の売り注文はキャンセルとなります。

IFO注文

IFO注文は、IFD注文とOCO注文の発展形といえます。 IFD注文では2番めの注文は利益確定の指値注文か損切りの逆指値注文かのどちらかの注文しか出せません。 そこで最初の注文が約定すると、OCO注文のように同時にふたつの注文を予約できるようにしたのがIFO注文です。 1ドル=120円で買いの予約を入れ、もしその予約が実行されると125円での利益確定売りと115円での損切り売りが自動で予約される、といった使い方ができます。 そして2つのうち片方の注文が約定すると、もう片方は自動で取り消されることになります。 最初のエントリーからポジション決済まですべて自動で行えるので、IFO注文を駆使すればまるでFXの自動売買のような取引をすることも可能です。